肩こり、首こり改善に運動療法が必要な理由
肩こり、首こり改善に運動療法が必要な理由
こんには。
幸治鍼灸整骨院の院長の立川です。
寒い日が続きますね。
ここまで寒い日が続くと、体を丸めてしまったり、
ポケットに手を入れて歩いたりなど、
姿勢も悪くなり、猫背になります。
姿勢が悪い状態が続いてしまいますと、
肩こりや首こりといった体の不調が出てしまったり、
自律神経にも大きな影響を及ぼします。
ということで、今日は
姿勢と肩こりや首こりなどの体の不調、
自律神経についてお伝えしていきます。
正しい姿勢
まずは人間の基本構造から。
私たちの姿勢は主に脊柱(背骨)から形を作られています。
その脊柱に、下から骨盤、腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個、上端には頭蓋骨というたくさんの
パーツから体が作られています。
骨単体では動くことができませんので、骨と骨が関節を作り、その骨にたくさんの筋肉が
ついています。それぞれの骨を筋肉が引っ張ることにより、関節が動き、
姿勢を構成しています。
そして、とても大切ね正しい姿勢について。
体を横から見たときに、外くるぶしの少し前、膝、骨盤(大転子という脚の骨)、肩、耳の穴の5点が一直線上に位置することが、一般的に良い姿勢と言われております。
そして上の5点が一直線上に位置しているかどうかは、背骨の正しいカーブがあるかと、
首の位置、骨盤と肋骨の位置によって決まります。
特に姿勢に影響を及ぼすのは、
骨盤と首になります。
頭は約5キロの頭が乗っています。その位置がズレると、背骨全体が修正してしまします。
また骨盤は体重を支えています。
骨盤の歪みにより、全身がずれてくるのはお分かりになるのではないでしょうか。
骨盤の位置がずれると確実に姿勢は崩れてしまいます。
この姿勢のベースである、首と骨盤がズレることにより、
身体の正しいカーブがなくなり、柔軟性がなくなり、
ある一部分に負担がかかる結果、
肩こりや、首の痛み、頭痛、腰痛となります。
姿勢が悪い方の特徴と肩こり、首への影響
首が前に出ている
フォーワードヘッド。
一般的にストレートネック、スマホネックと言われています。
首の上に乗っている頭の重さは約5〜7kg。
これはボーリングの球と同じくらい。
スイカでもありましね。
頭の正しい位置よりも5cm前に出ているだけで、
支えている首には頭の2倍の重さの負荷が常に掛かることになります。
単純計算で10キロから14kg!
10キロのお米を乗せてみてください・・・・・
想像するだけ恐ろしくねいですか。
また、パソコン作業で座っている時は
首がもっと前に出やすくなります。
人は集中すると首が前に出る習慣があります。
背中が反っている姿勢
猫背になっているようですが・・・・・
細かく分析すると
骨盤が開き
前傾してます。
→インナーマッスルの機能低下を起こします。
頑張っても効果が出にくい。
肋骨が開きます。
→横隔膜の動きが悪くなり、肩で呼吸するようになります。
その結果肩こり、首こりの原因。猫背の原因に。
首が前に出てきます。
→首への負担が増加。
首こり、背中が痛くなります。
姿勢が悪い方の特徴
マッサージをしてもすぐに元に戻る。
慢性的な肩こり、腰痛。
呼吸が浅くなり、疲れやすい。
夜の睡眠が良くない。
運動で怪我をしやすい。
まとめ
本日は、首こり・肩こりをお持ちの方の姿勢の特徴と、
原因をお話ししました。
人間の姿勢は、たえず外界からの刺激やストレスで変化します。
体をリセットする必要があります。
日頃から姿勢を意識して、
1日の疲労、歪みを取り除くことを
初めてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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