絶対に絶対に諦めない。100キロマラソンから学んだこと

100キロマラソンからの学び

100キロマラソンから学んだことは・・・

それは・・・・

 

 

1歩の先に100キロのゴールがあること。

100キロ先を見るのではなく、

小さなゴールを喜ぶこと。

応援は最大のエネルギーであること。

そして、絶対に絶対に諦めないこと!

初めてもらったマラソンの完走証

初めてなんで本当に嬉しかったです。

真っ暗になり、ペンライト持って走ってます。

周りから

『歩いてでもゴールは大丈夫』っていう声が

聞こえてきて、元気が出て、また一歩一歩走り始めることができた。

不思議なパワー。

 

走るきっかけは開業してから大阪学院陸上部の選手との出会い

開業してから陸上部のキャプテンが来てくれました。

その時の、

一生懸命な姿勢、眼差しは今でも忘れることができません。

それがきっかけで、

走り始めると同時に、

友達から偶然100キロマラソンの誘いを受けました。

 

それまではマラソンは全くしたことがなく、

マラソン大会に出たこともありませんでした。

100キロマラソンは想像もできない距離。

逆にそれが初めての私にとって、

未知の数字が良かったと思います。

また知らないからこそ、

挑戦できたのだと思います。

 

初めは3キロ走るのもやっと

練習は3ヶ月ほど前から走り始めました。

最初は3キロほどからスタート。

めっちゃしんどかった。

こんなにもしんどいのかと思うほど・・・・

 

練習を重ねていき少しずつ距離も伸ばせるようになり、

最後の練習は20キロに挑戦しました。

今考えると20キロって全然短いですね。

100キロの5分の1ですから。

 

しかし20キロも当時の私にとっては未知の距離でした。

 

20キロ走り終わっとときに思った頃は

『これを後4回走れば100キロ』

超単純な思考ですね😊

 

 

いざ本番へ

始めての大会は四万十川ウルトラマラソンでした。

とても人気のある大会です。

大会に出るのも抽選で選ばれないといけません。

抽選に見事当選しました。

誘ってくれた友達は落選しました・・・。

 

もしここで当選してなかったら、

今はもしかしたら走ったり、トライアスロンしたり、

スパルタンレースしたり、

してなかったかもわかりませんね。

 

今思うとこの時に誘われたこと、

当選したことは全てにつながっているし、

偶然でなく、必然なんだと思います。

 

四万十川めっちゃ遠い・・・・・

四万十川までは遠いのはわかっていたけど

予想以上に時間がかかりました。

初めての大会であり、一人で運転していく自信がなかったので、

母親と、妻と一緒に三人で大阪をスタートしました。

夕方の5時過ぎに出発。

現地には12時半ごろに到着。

旅館の女将さんが外で待ってくれていました。

『こんなに遅く来た人は初めてです・・・』と言われたのが思い出深い。(笑)

すぐにお風呂に入って寝ました。

睡眠時間3時間弱・・・・

 

もう無理かも・・・・・

大会は5時からスタート。制限時間14時間。

3時に起きて現地のスタート地点に到着。

いよいよ未知なる挑戦がスタートしました。

 

走り始めてフルマラソンの距離の42キロくらいまでは順調でした。

しかしそこからがキツかった。

 

母と妻は時間があるので、

観光をしている予定でした。

100キロマラソンは制限時間が14時間。

応援もいつどこに来るのかわからない状況です。

 

60キロ地点に大きな休憩所があります。

そこまではなんとか行こうと頑張っていきました。

 

その時点ではもう無理かも・・・・

60キロでリタイヤしようかなって

正直思っていました・・・・

 

応援は無限のエネルギー/母から忘れられない一言

そんな気持ちでエイドステーションに入ると、

観光しているはずの母と妻が応援に来てくれていました。

 

信じられませんでした。

今までの疲労が一気に吹き飛びました!

母から忘れることができない一言をいただきました。

『幸治が走ってると思うと、悠々と観光なんかしてられへんわ』

 

これが母親であり、家族なんだと思いました。

息子ができた今ならその気持ちがわかります。

息子が走ってる最中、

観光なんてできません😊

 

少し休憩して、再び走る勇気とエネルギーをいただきました。

人は一人では生きていけない。

誰かの応援があることは

こんなにも疲れた体、諦めかけている心を奮い立たせてくれるんだと

身をもって実感できました。

感謝しかありません。

 

残り10キロ

60キロ地点から走り始めて、

5キロ先のエイドステーションにだけ照準を当てて走り始めました。

小さな目標を決めて、そこをゴールとすること。

そして、また先の5キロへ。

毎回毎回、リセットしてリスタートする。

先を見ると長くて、辛いけど、短く設定することで、

気持ちも体も楽になります。

また確実にゴールに近づいているのが実感できます。

残り20キロ。

まだ後20キロ。

夜になり、冷え込んできました。

暑さと寒さが入り混じる気温。

最後に頭から浴びた水で少し体が冷えてしまった。

これも経験です。

 

残り10キロ。カウントダウンの始まり

かなり疲労感がある写真ですね😊

残り10キロ。

周りからはもうこの時間なら歩いても大丈夫。

もう必ずゴールできるという声が聞こえてきました。

手にはペンライト。足はもう痛くて痛くて、一歩一歩が骨に筋肉に響き渡ります。

 

しかし気持ちは今までの残り何キロって思っていた考えが、

カウントダウンに切り替わりました。

 

後9キロ、8キロ、7キロ・・・・

 

体も不思議と元気になり、

また走り始めることができました。

 

残り5キロ、4キロ、3キロ・・・

もうすぐでゴール・・・

13時間の記憶が蘇ってきました。

周りの歩いてる人、走ってる人からも

『ナイスラン!』と嬉しい応援。

みんな同じしんどさ、同じ痛み、同じ辛さ。

そんな中で、人に声をかけて、応援してくれていることが

とても嬉しく、私も一緒になって、応援しました。

 

残り1キロ・・そしてゴールへ

会場の明かりが見えてきました。

もうゴールはすぐそこ。

14時間という今までにない時間の運動と距離。

ゴールできると思って、やり始めましたが、

こんなにもしんどくて、辛くて、痛くて・・・

こんなにも感動するとは思わなかったです。

ゴールする直前には泣きそうになりました。

 

ゴールには母と妻が待ってくれていました。

ゴールタイムは

13時間20分20秒。

早いか遅いかもわかりませんでしたが、

初めての完走メダル、完走Tシャツ。そしてやり切った感がとても嬉しかった。

 

脚ってこんなことになんだと・・・・

ゴールしてからは

あまりにも足が痛くて、

氷のプールに足をつけてました。

しかし寒すぎて付けてられませんでした(笑)

階段も歩くのも足の痛みで、まともに歩けない。

脚も特に右足は3倍くらいに腫れ上がりました。

こんなにも人の足は腫れるのかって

いい経験ができました。

 

その後1週間はまともに階段も登れず歩けずでしたが、

おかげて強い脚になしました😊

 

ずっと自信のない、自信の持てない人でした

とにかくやってみること。

今まで私は嫌なことがあると逃げてばかりの選択肢をしていました。

小学校の2年生の時の授業参観で自己紹介をするときに、

突然自分の名前の『た』という言葉が発生できなくなりました。

言葉を発したいけど言葉が出ない。

そして・・・

『たったったったてかわです。とものすごく吃ってしまいました。

そのことを馬鹿にされて、とても恥ずかしい思いをしてから、

そのことがものすごいトラウマになっていました。

何が原因なのか・・・

最近までわかりませんでした。

 

そして最近同じような人のアナウンサーの特集を見て、

自分もこれと同じだということがわかりました。

『発声障害』 P .D .C.P。

ある特定の言葉を発生するときに、喉の筋肉の以上な緊張が起こったり、

人によっては様々な原因があるようです。

またこのことについても詳しくお話しできればと思います。

 

このようなことから、

自分に自信が持てなかったです。

常に逃げているような・・・・

前に出たいけど、自己紹介できない。また恥ずかしい思いをする。

そんなことばかり考えてしまっていました。

 

しかし、100キロ走ることができて、完走することで、

やればできる!という自信がつきました。

自分自身への自信の付け方がマラソンを通じて、

自分のものにできたと思います。

努力は報われることは全てにあるわけではないけれど、

マラソンやトレーニングは

努力することにより、報われること、成果として出る確率は

非常に高い。

やればできると、自分自身の自信作りには最高でした。

 

小さく刻んでいくこと

100キロ先を見て走るのは

とてもしんどいし、果てしない距離と時間。

しかし、5キロ先を目指していくこと。

小さなゴールを決めていくことで、

気持ちがすごく楽になることを学びました。

 

人生も100年と考えると長いですね。

マラソンも100キロは本当に長い。車でも嫌な距離です。

 

100歳の方達に聞いた質問で、人生は長かったかという質問に

全ての人があっという間だったと答えてるテレビを見たことがあります。

振り返るとあっという間ということですね、

マラソンもそうでした。

 

1年、1ヶ月、1週間、今日一日。

今を一生懸命、できることを精一杯やっていくこと。

しかし、ゴールはしっかりと見定めていくこと。

目標やゴールをしっかりと設定した上での今日1日を過ごすこと。

一度きりの人生を後悔せずに、

いい人生だった。楽しい最高の人生だったと言えるような

人生を送っていきたい。

関わる人たちに健康で、いつまでも動けて、笑顔で過ごすことができる。

そのような人生のきっかけになっていただけるとありがたい。

そのような思いで、日々取り組んでいます。

 

応援、家族の存在の偉大さ

もうあかん・・・・・・。

 

そんなときに母と妻の応援。

走っている時の同じランナーさんからの応援、声かけ。

全てがエネルギーとなり、

もう無理っていうメンタルに火を灯してくれました。

もう無理って思っていても、本当はもう無理ではないこと。

脳は楽をするのが好きです。

恒常性維持機能(ホメオスタシス)があります。

今を変えたいくない機能です。

生命維持機能が働くので、

できるだけ楽をさせようとします。

それは脳との戦いです。

体は実はまだまだ限界は先にあること。

 

治す力、今の痛みなどもそうだと思います。

誰かが寄り添ってくれる。

よくなる可能性が見えた時。感じた時。

なぜ痛いのかがわかった時。

人との出会い、気持ちが前向きになることで、

そんなときに、体は治ろうとするし、細胞が変わり始め、

回復力は再び機能し始めます。

心と体は密接につながっています。

心の面からも支えになれる存在になりたい。

そして、体を根本から変えていけることができる

治療や環境をご提供したいと思います。

 

そのために、自分自身が実践者であり、

常に挑戦し続けていく人でいたいと思います。

世界最大の障害物レーススパルタンレース

 

まとめ

マラソンは人生と同じということをよく聞きます。

まさにそうだと思います。

楽な時もあれば、本当にきつい時もあり、

そして、ゴールすると今までの疲労が嘘のように消えて、

また次のレースに向けて走り出しています。

 

体も同じではないでしょうか。

いい時もあれば痛みが強い時もあります。

痛みがある人はまさにそうだと思います。

昨日はめっちゃ痛かったけど、今日は調子がいいなど。

 

しかし必ずゴール(良くなる、楽になる)方向に進んでいます。

よくなるためにどうするのか、毎日のほんの少しの、

運動や意識をもつことを習慣化すること。

 

走るのをやめたら、誰でも走れなくなるのと同じですね。

 

一生健康で過ごすために、

ほんの少しの習慣化をすること。

歯磨きを毎日するように、背骨磨きや、トレーニング。

そして、定期的な専門家によるメンテナンスをすること。

歯医者で例えると歯石を取るようなイメージです。

歯石は自分では取ることができない。

 

そして、絶対に絶対に諦めないこと。

諦めたらゴールテープは絶対に切れない。

 

痛みで今が辛い方も

必ず良くなり、今の痛みを忘れることができる未来が

待っています。

 

そんな方の伴走者として、

サポーターとして、

そして共に走るランナーとして。

そのような存在の人間になれるように、

磨き、トレーニングして、強くなり、

治せる治療家、支えられる人としてなるように

これからも毎日を過ごしていきたいと思います。

 

この記事を書いた人 立川幸治 柔道整復、鍼灸師、パーソナルトレーナー  吹田市、岸辺、正雀で肩こり、腰痛、頭痛でお困りの方、筋力トレーニングで体力アップ、筋力アップを ご検討中の方はお問い合わせお待ちしております。 ☎06-6382-3308 ※業者様の営業電話は施術の妨げになりますのでご遠慮ください。

 

 

 

 

 

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