美と健康のために必要なビタミンC
人間と一部の動物しか作ることができないビタミンとは?
綺麗になり健康になるビタミンのお話
そもそもビタミンって何?
ビタミンの働きを復習したいと思います。
ビタミンは5代栄養素の1つで、
3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の
代謝を円滑に行い、
エネルギーや体の組織を作るサポートをしています。
ビタミンの役割を車に例えると、
エンジンオイルの役割をしています。
車本体(タンパク質)、ガソリン(炭水化物、脂質)が
あってもオイルがないと、
車を正しく走らすことができません。
オイルが切れて走り続けると、
エンジンが焼けてアウト!
一度私はオートバイのオイルを完全に無くして
エンジンを焼いた経験があります。
オイルをきちっと入れていたら数千円で済むのが
オイルのメンテナンスですが、
エンジンが焼けて、何十倍ものお金を出して、
新車を買う羽目になりました。
日々のメンテナンスの大切さを実感しました。
体も同じですね。
脂肪や炭水化物(糖)があっても、
ビタミンがかけてしまうと、
正常に働かなくなり、
活性酸素を除去できなくなる。
自然治癒力が衰える。
どこかが痛くなったり、
病気になったり、疲れたり、疲労が取れないなど。
体を正常に走らせれなくなります。
ビタミンの語源は?
ビタミンはラテン語で『生命』を意味する『V I T A』に
由来しています。命にとってとっても大切ってことです。
各ビタミンは発見された順番でA・B・Cの順で命名されています。
アルファベットが抜けているのは、一度はビタミンと認められてものの、
その後取り消されたものがあるからです。
今回はビタミンCのお話
なんとなくビタミンC
は大切だとわかっているけど
細かな作用を知らないのではないでしょうか?
私もそうでした。
それではビタミンCのスタートです
皮膚や粘膜の健康のために必要な栄養素
水溶性ビタミンです。
水溶性とは水に溶けやすい性質を持っています。
ビタミンCは消化管から吸収されたものは
全身に運ばれます。
吸収されなかったものは
全ておしっことして出てしまいます。
ビタミン剤を飲んでトイレに行ったら、
おしっこが真っ黄色ってことはありませんか?
それは吸収されずに水に溶けておしっことして
吸収されずに流れてしまったものです。
人間と一部の動物しか作ることができないビタミン
猫や犬は自分自分自身で作ることができます。
人間にとってはビタミンCのサプリメントは有効ですが、
動物にとっては過剰症になってしまうかもわかりません。
なので自分で飲んでるサプリメンや野菜などを
犬や猫ちゃんにあげるのは気をつけてください。
人間の体の30%はコラーゲンでできています。
そのコラーゲンは繊維状のタンパク質です。
皮膚や血管、軟骨などに存在して
細胞と細胞を繋げているのがコラーゲンです。
そのコラーゲンを合成するために必要なものがビタミンCです。
鉄の吸収を助けているのもビタミンCです。
鉄には2種類あって、
動物性に多く含まれるヘム鉄と
植物性に多く含まれる非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は体に吸収されやすいが
非ヘム鉄は吸収されにくい。
非ヘム鉄の吸収を助けているのがビタミンCです。
鉄を含んでいる植物性のものを食べるときはビタミンCと一緒に食べてください。
ほうれん草を食べるときに、ゆずやレモン(本物のもの)を絞ってかけると
鉄の吸収が良くなります。
どういう食材が多いの?
アセロラずば抜けて多いです
赤ピーマン、黄色ピーマン
キュウイフルーツ、ブロッコリーなどに
多く含まれます。
自分自身の免疫力を上げて
人生100年時代を
いつまでも健康で若々しく生きれる
体づくりをしていきましょう!