スタッフブログ

バランス東洋医学5『スタートとゴール』

2015/8/20

趣味は、温泉地めぐりの鍼灸師、品川です。

好きな温泉は、下呂温泉です。

お盆も過ぎて、幾分か暑さも和らいできました。
 
昨晩は、扇風機の風でさえも、寒いように思えました。

先日の定例勉強会では、スタッフの中川ブログにもあったように、”人生の目的・目標”について、一人ずつ前に立って発表いたしました!

発表するにあたって、”目的と目標の違い”についてまず調べました。

ざっくりいいますと・・・

目的が一つのゴールだとすると、目標は、そのゴールに向かっての中間地点です。
  
ゴールを設定して、人生の目標を逆算していくのも大事ですし、人生のスタートというのは、すでに始まっていますが、ゴールをこう設定するんだと決めた瞬間も、それは、一つのスタートです。

前に立って、発表するのは、6月のセミナー以来で、発表する順番をくじでひいたら、案の定、最後に発表の順がまわってくるというチャンスを与えていただきましたが、大変良い緊張感で、大変、貴重な勉強会になりました。


突然ですが、我々人間には、いくつの筋肉が存在しているかご存じですか?

約、600個もの筋肉があります。

筋肉にも、スタートとゴールのようなものがあります。

筋肉でいうスタートは、『起始

ゴールを、『停止』 といいます。

起始とは、筋肉が運動しても、ほとんど動かない方、いわゆる、引っ張る側です。

停止とは、筋肉が運動するときによく動く方、引っ張られる側です。

例えば、上腕二頭筋、”力こぶ”の筋としてよく知られている筋。



この筋は、読んで字のごとく、二頭(長頭と短頭といいます)を有します。

したがって、スタートである起始も二つあります。

長頭の起始は、関節上結節(かんせつじょうけっせつ)

短頭の起始は、烏口突起(うこうとっき)

という場所からスタートします。

ゴールである停止は、橈骨粗面(とうこつそめん)と前腕筋膜(ぜんわんきんまく)です。


上腕二頭筋は、肘を曲げる動作(屈曲といいます)に大きく関係があります。

どうすれば、肘を曲げる動作(屈曲)ができるか・・・

起始が引っ張る側で、停止が引っ張られる側だと先ほど、お話いたしました。

そうです、起始が停止を引っ張ればいいんです。

そうすると・・・肘も曲がり、力こぶもつくれます。

この、停止が起始に近づく動作を作用といいます。

したっがて、上腕二頭筋の作用は、肘関節の屈曲です(他に、回外作用というのもあります)


また、東洋医学においても、『経絡』において、スタートとゴールのようなものがあります。

まず、経絡という言葉、私のブログではじめて出ました。

経絡とは、生命活動の源であるエネルギーを””とあらわし、その流れる道筋のことです。

その道筋上にあるのが経穴(ツボ)です。

経絡を、”川”にたとえるなら、経穴(ツボ)は、”ダム”のようなものです。

後にお話しします⑦足の太陽膀胱経には、経穴が63個あるので、ダムは、63か所存在することになってしまいますが。

その地点のダムに、生木などゴミがひっかっていたら、その先の川はどうなるでしょうか?

よどんできますし、流れる量も少なくなっていきます。

流れる量が少なくなると、どうなるか、人の体で考えると、頭痛や末端冷え性などの症状があらわれる訳です。

その川を、澄んだ川にするのが、鍼灸治療であり、当院であれば、筋トレやふくらはぎマッサージであったりするのです。




ちなみに、筋肉の数は600以上だとお伝えしましたが、ツボの数はいくつあるでしょうか?

世界保健機構(WHO)で認められているものだけで、361個。実際には、それ以上と言われています。

経絡は、『経脈』と『絡脈』を合わせた言葉です。

経脈は、体を上下に流れ、絡脈は、網目のように縦横に流れます。

経脈は、内臓の機能と連動されていて、12経脈あります。

①手の太陰肺経

②手の陽明大腸経

③足の陽明胃経

④足の太陰脾経

⑤手の少陰心経

⑥手の太陽小腸経

⑦足の太陽膀胱経

⑧足の少陰腎経

⑨手の厥陰心包経

⑩手の少陽三焦経

⑪足の少陽胆経

⑫足の厥陰肝経

この経脈、ひとつひとつに、流れる道筋があり、スタートとゴールのようなものがあります。

東洋医学では、この道筋を”流注”(るちゅう)といいます。

実際には、体の中でこの経脈は絶え間なく流れているので、このスタートとゴールは果てしなく続いていきます。


それでは、本日のピックアップ経穴(ツボ)は、『中府』『期門』です。

中府は、①の手の太陰肺経の始まりのツボであります。




中府は、鎖骨の親指、一本分下にあり、肺疾患に非常によく使われるツボです。

主治は、喘息、気管支炎、風邪予防、リウマチです。

期門は、⑫足の厥陰肝経の最後のツボです。



期門は、第9肋軟骨付着部の下際にあり、肝機能を回復させるツボです。

主治は、肝機能回復、ストレス緩和、不眠症緩和、食欲不振、婦人科疾患(生理周期の乱れなど)です。

当院では、患者様、お一人お一人にあった最良の治療法を提供させていただいております。

お困りの方がおられましたら、当院までご相談くださいませ。

幸治鍼灸整骨院

06-6382-3308










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